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追記2/光る繭の陶酔を恵めよ

 投稿者:morgen  投稿日:2009年10月 7日(水)11時23分45秒
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  10月5日12時36分配信 「産経新聞」に、以下のような記事がありましたので紹介します。

「ノーベル賞の下村さん、65年ぶり学食カレー」

 昨年10月、ノーベル化学賞を受賞した下村脩さん(81)が14日、約2年半在籍した大阪府立住吉高校(旧制住吉中学、大阪市阿倍野区)を65年ぶりに訪問する。同校には開校時からの食堂が現存しており、「思い出のカレーを食べたい」との下村さんのリクエストに応えて、当時を知る食堂関係者が65年前の味を再現して振る舞う。[・・・・・]

 なお、前々稿で、伊東静雄が大川縁の詩「路上]を書いたのが62年前と申しましたが、庄野潤三さんの「『反響』のころ−光る繭の陶酔を恵めよ」によると、「昭和21年5月から夏にかけてであった」(63年前)ようです。

 ―われに不眠の夜をあらしめよ
 ―光る繭の陶酔を恵めよ
 という詩句には、「われに陶酔を与えよ」と、40歳になって円熟し、創作意欲満々の決意や姿勢が表れていると思います。
「詩は陶酔だ。夏の炎天の行軍が楽しいやうに、思索には脳貧血に似た陶酔が必要だ」
(庄野さんの「『反響』のころ」から。皆さんもこの機会に是非ご再読下さい。)
 
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