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花子夫人

 投稿者:青木 由弥子  投稿日:2017年 3月 5日(日)18時46分51秒
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  花子夫人のことを考えていたら、ご投稿を拝見。静雄さん(という雰囲気になってきました)の教え子の方の文章など、いろいろ読んでいる時だったので、おお、と思いました。

静雄さん、照れ屋だったのか、あっちこっちで共稼ぎだから結婚したんだ、みたいなことを言っていたようですが・・・そして、それを真に受けている方(評論家諸氏も含めて)とても多いようですが・・・花子さんの「追悼文」などを読めば、伊東静雄という詩人/教師に、知性の面でも趣味や教養の面でも対手を務めることの出来る、数少ない女性の一人であったろう、と思います。
富士正晴によれば、静雄さんが歌会で「ひとめぼれ」して、なんとかツテをたどって「見合い」に持ち込んで・・・話が進んでいる最中に父親を無くして「この結婚、ダメになるかもしれない」と心配する・・・くらいに、花子さんと結婚したくて仕方なかったんでしょう、きっと。

百合子さんは、もちろん、詩を評価してくれたり文学の話のできる友人であり、場合によってはミューズとしての役割も果たした、のでしょうけれど。
花子さんは、気の強い、しっかり者でもあった、ようですが・・・。

伊東静雄の散文詩に、早朝、朝ごはんの仕度をしている奥様を見つめながら、子供の頃の母や姉の姿を重ねてしみじみと愛おしむような詩があって・・・もっと、静雄の「屈折」したり「照れ隠し」でわざと意地悪な言い方をしたり、あえてぞんざいに言ったりする、その言葉の「ウラ」を、実はこうだったんでしょ、静雄さん、という感じで、読んであげたいなあ、という気がしています。

http://yumikoaoki.exblog.jp/

 
 
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